こんにちわ。冬といえばコタツにみかんですね。
僕はコタツで猫に噛まれた経験があり、PTSDを発症する恐れがあるので、コタツには極力近寄りません。
今回ご紹介するのは後者となります。
レストラン吉野屋-駅前店-
みなさん、このお名前を聞いたことがあるでしょうか?愛知県杉山市の駅前でひっそりと営業を続ける洋食屋さんです。今回はこちらのお店にお邪魔してきましたので、レポートしていきたいと思います。
まずはお店に辿り着く前に、一旦散歩してお腹を空かせます。非常にオーセンティックで親しみのある印象を与えます。華美なところがなく民家として標準的ですね。
店内の様子
続いて入店すると、まるで人の気配がありません。
こちらのお店は美人母娘が有名なのですが、誰からも声をかけられなかったので、仕方なくリフェクトリー調のカウンターテーブルの上座に着席します。着席した瞬間、私の左首筋を掠めるようにして、背後からメニューが手渡されました。ようやく美人女将にご対面できた喜びも束の間、エプロンから強烈な八角の香りが爆散しており、私の前頭前野を活性化します。ノルアドレナリンも出たところで、メニューを選ぶと、これまたレトロで品のあるお品書きが心に寄り添ってくれるようです。オムライスを注文しようかと思いましたが、昨今の価格高騰の影響をもろに受けており、私はジンジャーハイボールとみかん飯を注文しました。
着丼
なんと私の料理は注文から30秒で提供されました。そう、このお店は速さが売りだったのです。ちなみにオムライスも30秒以内に到着するらしく、炒飯か卵かけご飯にような親しみやすさがあるとして評判だったのも納得です。ただ、ドリンクは提供されない場合もあるとのこと。
いかがでしょうか。まず目に飛び込んでくるのが緑色の椀。これは、ヨーロッパ西部の葡萄園をイメージしたらしく、全体を俯瞰すると、新緑の大地を照らす太陽のようであります。ジンジャーハイボールはまだ来ません。
食後の感想
みかんはデザートです。白飯にビビットカラーを合わせたければ明太子を乗せましょう。
おまけ
最後に、いつまでもドリンクが提供されないので、厨房へ行って見ることにしました。あろうことか、女将はこちらに気付くそぶりもなく、丹念に湯葉を仕込んでいる最中でした。写真を撮っていると、背後から尋常ならざる殺気を感じたので帰ることにします。
会計は1300円でした。洋食屋さんはこんなものですね。最後に、娘さんがドリンクのお詫びとしてお持ち帰り用のミックスドみかん飯シェーキを渡してくれようとしましたが、毒が入ってそうな予感がするため、天気が悪いのでと釈明してお断りしました。