こんばんわ。いよいよ冬が近づいてきましたね。
この季節に食べたくなるのはやはり暖かいラーメンではないでしょうか?今回は熱血ラーメン武にお邪魔してきました。
どんなお店?
長野県川辺市3-4に所在の人気ラーメン風手料理店です。以下の説明は某口コミサイトからの引用ですが…
ー1998年にはあの有名雑誌「ラーメン闘技場」に取り上げられ、全国に通称「たけしクラブ」と呼ばれる熱烈なファンを生み出しました。激辛唐揚げコッペパンを筆頭に、数々のサイドメニューを音速で提供し、世界一多くの出汁を使用したといわれる「親父の塩らぁめん」はなんと198万種類ものスパイスをブレンドしているそうです。その味は、あの大物司会者であるエリー渡部も東京での収録後に欠かさず通っていたとかー
大物司会者を虜にした味…一体どんな味なんでしょう!
待ち時間は?
こちらのお店は回転が速いことで有名です。メニューによっては、なんと入店20秒で提供されるそうです。
人気メニュー紹介
人気メニューは山盛りとんかつピザ(¥850)、獄死汁(¥1,350)、あら汁パフェ(時価)です。最近では修行僧の間でマンゴープリンが人気だそうです。
アクセス
それでは、早速お店に向かってみます。僕が住む神奈川県からは、お店の所在地まで新幹線と電車、バスを乗り継ぎ、岩切山の獣道を4本踏破しなければなりません。今回の所要時間は28時間でした。
お店の外観はいたってシンプルです。2階建て木造アパート風の一軒家の勝手口に、7色に輝くネオンに大きく武の文字がきらめきます。道に迷うときは、大きな木の切り株を目印に進みましょう。先人たちが築き上げたものです。
店内の雰囲気
さて、いよいよお待ちかねの入店です。入口には大きな券売機がありました。なにしろメニューは650種類を超え、選ぶのも大変です。私は一番左上にあった、シンプルらぁめん(小)と、セットメニューのポテト・ナゲットセットに、選べる8種の和菓子バンドルを選びました。合計450円でした。それにしてもすごい人だかりで、見渡す限り後期高齢者が60人、その他の労働者が35人ほどいました。行列には主婦や学生も見受けられ、どうやら入店は完全交代制で客層が混ざらないようになっているようです。*2
店内は薄暗く、中央に巨大なヤシの木が設置されている以外は、古民家の趣を残した、純喫茶スタイルです。従業員の姿は見えず、タンクトップにねじり鉢巻きの店主がせわしなく雑巾掛けをしているだけでした。
食レポ
さて、食券を券売機横のASIMOに渡すと、店主のもとに運んでくれます。それを受け取った店主が雑巾がけをやめ、厨房に向かってくれました。残念ながら店内は人でごった返しており、調理風景は見られませんでしたが、噂通りすぐに商品が届きました。いただきます。
はじめに断っておけばよかったのですが、店内は撮影禁止でした。写真がない分、読者の皆さんがイメージしやすいように一生けん命レポートします。
①シンプルらぁめん
カップヌードルの油揚げ麺を湧き水でもどした素朴なラーメンです。素材のうまみが感じられる一品でした。
②ポテト・ナゲットセット
こちらは想像を絶するボリュームで、某ハンバーガー店のLサイズ2コ分は優に超えていました。味付けもナイスです!塩加減が絶妙で手が止まりませんでした。ナゲットには贅沢にタンチョウの砂肝が使用されており、卓上のハラペーニョソースをディップするとこれまた絶品でした。ちなみにこちらのセットは、提携先の旅館から毎月仕入れているそうです。
③選べる8種の和菓子
こちらは食後にお願いしました。8種の中からひとつを選ぶのかと思っていたら、なんと日替わり12種類から選べるということでした。店内が混んでいるせいもあってか、オーダーからサーブまで35分かかりました。
私はしょうゆおせんべい7枚と金平糖を選びました。いずれも店内で早朝から仕込んでいるらしく、まあまあな味でした。
感想
メニューが豊富で、有名人がわざわざ通う理由がわかった気がします!
豆知識
創業以来50年間秘伝のたれを使い続けてきた「親父の塩らぁめん」は、在庫が切れ次第提供中止だそうです。なんでも、注文する人が極端に少なく、ここ20年間で3杯しか注文が入らなかったそうです。希少なマンドラゴラオイルをブレンドするため、コストが割に合わないんだそうです。次回はぜひ「親父の塩らぁめん」を注文してみたいと思います。それでは!
熱血ラーメン武 店主の北田正志さん